群青/YOASOBI【渋谷のご当地ソング】

2020年の顔でもあったアーティストYOASOBI。
そんなYOASOBIの5作目のデジタル配信曲「群青」は、渋谷とユニークな関わりのある曲となっています。

群青

群青

  • YOASOBI
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

歌のこと

  • タイトル  :群青
  • アーティスト:YOASOBI
  • リリース  :2020年9月1日
  • 出てくる場所:渋谷

歌と地域と物語

群青は、東京藝術大学を目指す若者を描いたマンガ「ブルーピリオド」にインスパイアされて製作された曲となっています。ブルーピリオドの冒頭では、主人公は絵を描きはじめることに繋がる重要なシーンとして「渋谷の朝」が出てくるのですが、群青の歌詞の中ではこのシーンがばっちり使われています。

嗚呼、いつもの様に
過ぎる日々にあくびが出る
さんざめく夜、越え、今日も
渋谷の街に朝が降る

とは言っても、歌としてはこのワンフレーズくらいで、ご当地性は薄め。

この曲の面白いことは、その後のメディアミックスです。
群青はリリース後に、バーチャル渋谷のハロウィンイベントのイベントソングとして使われることとなります。
マンガ内が持っていたご当地性を、音楽が引き継いで、それを実際の都市が引き継いだという関係性なんですよね。音楽作品としては地域性は弱めでも、マンガ・地域を結ぶ媒介になることで、グッと渋谷ソングになったなーと感じたわけです。

昨今は、地域性のあるマンガって、めっちゃ増えてきましたよね。
渋谷でいうと、呪術廻戦も1年以上に渡って渋谷で戦い続け、最終的に街は焼き尽くされ、細切れにされてしまいました。そして五条先生も封印されてしまいました。

これからは、物語が持つ地域性、音楽が持つ地域性、そして地域自身。
この3者で結びつく、そんな形のコンテンツがますます増えていくんじゃないかなと、すごい期待しています。

参考